カップのペイジ - タロット占い

大水の宮殿の王女

水の地
コートエレメント地
スートエレメント水
星座（黄金の夜明け団版）天秤座／蠍座／射手座
星座（B.O.T.A版）蟹座／獅子座／乙女座
ヘブライ文字ヘー
生命の樹マルクト
女性的な力（地）

解説とシンボル

黄金の杯を持った年若い少年か少女に出会いました。黄金の杯の中には杯から身を乗り出して覗いている1匹の魚がいます。ペイジは夢中でその魚を見つめています。

ペイジの後ろには波立つ海ときれいな砂浜が広がっています。水は常に潜在意識と感情を象徴しています。わずかに荒れた海が表しているのは、どっちつかずの感情です。その感情は同時に少しばかり乱れているのかもしれません。空は澄んでいます。

ペイジの服装は少しばかり変わっています。おもしろい丸帽を被っており、そこに付けられたスカーフはうねってペイジの肩を横切っています。帽子は青色をしています。上着もまた青色ですが、縦に列となったかわいらしいピンクのチューリップの模様がついています。内側の意匠はピンク色です。金色のブーツは、袖ぐりのトリムと持っている杯とマッチしています。ペイジは衣装選びに気を配り時間をかけている、そんな印象を受けます。彼はファッション向きの人で、ファッションデザインや裁縫を楽しんでいる可能性すらあります。

解釈と占い

カップのペイジが人で出た場合

このペイジは感情的な自然のイマジネーションを持っています。カップのペイジは愛を愛し、自分の周囲のものを愛をもって愛しています。愛していることを愛していたカップの騎士とは異なり、カップのペイジはあらゆる種類の愛に囲まれていることが好きなのです。彼/彼女が愛したときというのは、子犬のような幼い恋か、一方的なはかない片思いです。彼/彼女は優しく思いやりがあり、自分の周りのすべてのものを大事に思っています。彼女はアニメに夢中になり、何か月もそれに執着しているかもしれません。で、次に魅了されるのはかわいいハローキティです。彼はそれを「愛」し、崇拝し、それだけのことを考えている……のは何か次が現れるまでの間です。

カップのペイジはとても芸術的で直観力に優れています。彼／彼女は夢見がちで、しばしば空想に耽っています。彼/彼女は、不可能事を想像しています。なぜならそこで彼らにとって不可能なことは何もないからです。

カップのペイジは一日中夢想にひたっていたいのです。文字どおり一日中です。彼は、なぜ杯の中の魚が彼を見つめているのかをぜひとも解き明かしたいのです。彼は無数の異なるシナリオを考えつきます。

カップのペイジは、気持ちを素直に表すことができます。ペイジはとても感じやすく、簡単に泣いてしまいます。彼女はミルクがこぼれたといって泣いてもどうしようもないことについて泣き、また別のときには、自分の周りの人々のために泣きます。

ペイジたちは、深く愛し、束縛しません。彼らの恋愛は相当程度無条件のものではありますが、同時に未熟でもあります。それは、子犬のような幼い恋か、一時的な片思いを暗示している可能性があります。

カップのペイジがメッセージで出た場合

カップのペイジは、謝罪文を書いたり、誰かに愛を告白する手紙を書いたりすることを暗示している可能性があります。示している可能性があるのは、あらゆる種類のラブレターです。カップのペイジはたいていの場合何らかのオファーを意味します。たいていは、優しい、心が感じられるようなオファーです。

カップのペイジが恋愛で出た場合

カップのペイジは、座ってだらだらと愛について空想にふけるのが何より好きです。恋愛の位置に出たカップのペイジは、恋愛しているということについて理想化しています。彼らは非常にロマンティックで夢見がちで、自身を書く、演じるといった芸術上の形で表現しているかもしれません。

もしカップのペイジが恋愛関係の質問の答えとして出た場合、あなたはおそらく心に関係するメッセージを送るかもらうかするでしょう。それは十中八九、あらたなロマンスのはじまり、少なくとも新たなロマンスの考えといえるようなものです。

カップのペイジは幼い恋のカードです！

カップのペイジが感情で出た場合

あなたは、目がくらむような気持ち、気楽な晴れ晴れとした気持ちかもしれません。あなたは簡単に片思いをしてしまいそうな気分かもしれません。若い、フレッシュな、はつらつとした恋の見方です。幼い恋です。子犬のような恋の感情です。

カップのペイジが障害又はクロスの位置に出た場合

カップのペイジは淡い恋を表す典型的なカードです。あなたには友情以上のものを望んでいる友人がいるかもしれません。彼らは愛情を込めてハグをしたり、あるいはあなたにキスしようとしたりするかもしれません。彼らはとても真剣かもしれませんが、悲しいことに、これは障害のカードですから、それはあなたの求めているものではないのです。

進行している関係の障害としては、いかに心からの関係で深い友情があったとしても、幼い恋以上に進展しない関係であるようです。